2020年6月3日水曜日

フロリアード2022、最終結論は6月4日に

5月29日に開かれたアルメール市の執行部会議で、市長と助役はフロリアード2022を予定通り開催するとした。この結論は6月4日に行われるアルメール市議会で審議され、最終的な結論を下すことになる。

助役のひとり、H氏によると、執行部はフロリアード2022を大きな規模で予定通りに行う考えだ。市が被る追加資金援助についても熟考。新型コロナウイルスの影響で、そのリスクは大きくなるだろうも予想した。来場者が予想より少ない、スポンサーからの資金援助が減るなどの懸念も結論内容に織り込んだ。参加団体が減る可能性もあるので、その場所を埋めるために市の財政から支出したいとも考えている。

執行部は、2022年には新型コロナウイルスへのワクチンが完成しているだろう、と考えており、そうすれば、フロリアードは予定通り開催可能だ。しかし、ワクチンが出来ていない可能性もあるので、その場合は来場者同士の間隔を1.5m空けるなどの対策を取る必要がある。H氏「フロリアードは野外コンサートなどとは違い、どちらかというと動物園のような環境だ。フロリアードは大人数を受け入れるだけの環境が整っていると考えている。」

アルメール市がフロリアード2022の敷地整備とその後の住宅造成整備に既にかけた費用は、5700万ユーロ。フロリアードを中止する場合に必要な追加費用は、240万~1070万ユーロ。延期する場合に必要な追加費用は、1620万~3270万ユーロ。予定通りに開催する場合は、1630万ユーロの追加費用が必要となると試算している。また、全ての選択肢に様々なリスクが存在している。
アルメール市民4600人に行ったアンケートによると、中止56.8%、予定通り開催27.4%、延期14.2%との結果となった。

フロリアードを開催してもしなくても、予定地には2022年以降に新しい住宅街「ホルティス」が生まれる予定だ。住宅街の規模はまだ決まっていないが、予定数660戸よりも大幅に増える可能性がある。これは、市が住宅建設予定地からさらに収益を上げることが出来る可能性を示している。
Omroep Flevoland 5月29日、など


~~~

専門家の試算レポートが出来上がり、市長助役でそれを元に話し合った結果、予定通り2022年にやりましょう、という結論になりました。
どうやったってお金はかかるんですね。
6月4日の市議会の最終結論が待たれます。


近所の八重桜。今は葉桜です。



0 件のコメント:

コメントを投稿