2020年6月11日木曜日

フロリアード2022は予定通り開催が可能

追加審議となった6月9日の夜。フロリアード2022を開催、中止または延期するかどうかの立場をはっきりとさせていなかった最後の連立政権の政党、キリスト教連合(CU)は、予定通りの開催を支持する立場を示した。フロリアードを中止または延期するよりも、予定通り開催した方がアルメール市のためになるだろうと判断した。議会の公式な投票は木曜日又は来週に行われるが、これは形式的な手続きに過ぎない。

CUは、市議会では2議席を確保している。CUの票が無ければ、市議会で過半数を得ることが出来ず、さまざまな党からCUの判断が注目されていた。もしCUが反対の立場を取ったとしたら、予定通りにフロリアードを開催するのが危ぶまれていた可能性がある。また、助役のB氏はCUに所属している為、連立政権にも亀裂が入る可能性があった。

フロリアードをどうするか。コロナ禍がイベントに与える影響を焦点に、議会では何週間にも渡り審議が続けられた。そこで執行部は、フロリアードを中止、1~2年延期、又は予定通りの日程で状況に合わせた形で開催、の3通りのシナリオについて調査をするように依頼した。
イベントを中止しない方が良いとの調査結果を受け、執行部はその助言を採用。そして本日、議会で過半数の賛成を得た。

反対している政党、PVV(右派)とSP(左派)は、初めから反対の姿勢を貫いていたが、動物党(PvdD)は初めはフロリアードに賛成の立場を示していた。PvdDは、より緑豊かな街を作るチャンスのひとつとして、フロリアードを捉えていたのである。しかし、予想以上に莫大な費用がかかったり、当初の約束より緑地が少なかったり、持続性や革新性のあるものが減ったりとしているのを見て、考えが揺らいできた。その上にコロナ禍があり、反対の立場を取るようになった。
Omroep Flevoland 6月10日

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フロリアード2022は、予定通り2022年に開催される方向で話がまとまりました。
当初の予定よりも市の負担する費用が莫大になったり、予定地の整地もなかなか進まなかったりなどがあり、誘致が決まった頃よりも歓迎ムードがダウンしていました。そこにコロナ騒ぎが重なり、ますます難しい状況の中での決断となりました。

上記の記事は、フロリアードが開催される州の放送局のHPのを訳したのですが、動物党(PvdD)の考え方の変化が書かれているのは地元の記事らしいなと思いました。なんとなく市民の声を代表しているようで。。

今の時代にあった園芸博覧会を目指し、都市とグリーンの融合・グリーンシティを提案すると読んだ記憶があります。箱ものにこだわらず、自然が活かされた博覧会になりますよう願っています。


クリーンな方法で次のフロリアードに繋ぐ、という事で、
2012閉会式後に2022会場まで自転車で。
かなり距離があるので驚きました。






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